IRON AIRSOFT製
NOVESKE キット組み込みについての注意点
アイアンエアソフト NOVESKEコンバージョンキットの製品精度は非常に良く、お手持ちのMWSガスブローバックを用いてコンプリートした際の品質の高さは目を見張る物があります。本書では、東京マルイ MWSシリーズを使って組み換えを行う際の注意点を記載しておりますので、参考の上、作業頂ければと思います。
1)付属のスリングプレート
キットに付属のスチール製のスリングプレートは、そのままでは、利用できません。
レシーバー側の凹み(上記A部分)とプレートの凸の径が合っていない為、プレート側の幅を小さくして頂くか、社外のスリングスイベル等へ変更してください。
2)チャージングハンドル
東京マルイMWSのチャージングハンドルをご利用の場合、以下の突起(両サイドにあります)を削らないと、アッパーに差込む事ができません。IRONAIRSOFTの各 MWS用のチャージングハンドルは無加工で利用可能です。
3)インナーバレル
東京マルイMWSのインナーバレルは10.5inch用の為、本キットのアウターバレルの約半分程度の長さしかありません。また、キットのアウターバレル内径 と インナーバレルの間に大きくクリアランスがある為、東京マルイのインナーバレルを利用する場合、センターが出ません。また、付属のハイダーの出口径が小さい為、そのまま組んでしまうと内部で弾当たりを起こしてBB弾が発射されません。
インナーバレルはORGA LEX05バレル 14.5インチ用を利用することで、ハイダーアタッチメントの先端まで延長する事ができますので、スムーズな発射が可能です。ハイダーを取り付ける事で完全に隠すことができますので、外観を崩さずご利用頂けます。ORGA LEX05 MWS用インナーバレルはこちらからご覧頂けます。
4)チャンバー加工
本キットにMWSのチャンバーを組み換えすると設計上HOPを掛けれなくなります。
原因は、以下の様にHOPステーが密着し過ぎてしまう事にあり、簡単な加工で修正できます。
HOPダイアルベース側のHOPレバーBの先端の長さを短くするだけ解消します。どの位短くするか?ですが、以下の画像の通りに定規を当てて頂いて、爪の部分が2mm程度になっていればOKです。
以下が、加工後の写真です。
HOPレバーAとBの間に若干のクリアランスが出来ているのが確認できると思います。これで、どの社外レシーバーを利用しても、問題なくHOP調整ができる様になります。
東京マルイ MWSのHOP加工については、別ページで専用に解説してますので、ご覧ください。
東京マルイ M4MWSガスブロのHOPが掛からない際の対処方法
5)ダストカバー
東京マルイ MWSのダストカバーを流用する場合は以下ダストカバーの印部分を若干削り、横幅を短くしないと利用できません。加工は金ヤスリ等で簡単にできます。
6)射撃時のバネ鳴りについて
MWSは全機種を通じて、射撃時にリコイルスプリングのバネ鳴きが目立ちます。リコイルスプリングを抜き出し、スプリング自体に粘性の高いグリス(WAKOSビスタックなど)を軽く塗布して頂ければ、バネ鳴りを消す事ができます。
上記の内容は、以下よりPDFでもダウンロードできます、
http://orga-inc.jp/manual/noveske-manual.pdf